新型コロナウイルス感染もかなり落ち着いているようなので、今までできなかった研修を地区社協(役員や友愛訪問員など)と合同で、11月17日(水)の定例会の前半に行いました。
テーマは『聴覚に障害のある市民との意思疎通のために』、講師は横浜ラポール聴覚障害者情報提供施設職員の皆さんです。説明は映像を交えながら、聴覚障害者が手話で行い、手話通訳者が通訳をするという形で行われました。
・聴覚障害とは?どんな聞こえ方?
言語習得前に失聴か、習得後に失聴かで分かれる。
聴覚障害者といってもそれぞれの聞こえ方が違う。
・聴覚障害者の特性は?
見た目ではわからない。ろう者、難聴・中途失聴者、老人性難聴者
・コミュニケーション手段は?
筆談、空書き、身振り、手話・指文字、読話、音声確認・字幕
・対応するときのポイント
①相手の視野に入るか、肩をたたいて声をかける。
②身振りや実際にある物を利用する。
③筆談は箇条書きの短い文章で。
④相手の目を見て話す。書類を見てもらう時は話さない。
⑤ゆっくり話しかける。聞き取りにくい言葉は、言い換えて伝える。
参加者からは、もっとお話を聞きたかった、とても勉強になった、との感想が寄せられました。